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光風鈴誕生秘話(4)能作の風鈴と出会い衝動買い





あれはもう15年以上前のこと。

(この写真は当時のものではなく、その後能作を訪れた時に撮ったものです...)


その頃の私は何かと悩んでいました(またかよw)仕事、家族、自身の健康...。人間誰しもそういう時期があるはずだとわかっていても、なんとなく自分だけ抜け出せないという自信喪失状態で、でも表面をとりつくろって、とりあえず誰にもその暗さ重さを察知されないように笑顔で仕事を続けていました。んまま、基本仕事は大好きなので、それを続けていくのに必死だったわけで。


で、とあるお仕事で東京に行く機会があり、数名の同行者と行動を共にしていたのですが、そんなこんなで内心は非常に疲れてましてん。でも今考えると本当にありがたいことに、同行していた全員の意見が一致し、とある美術館に立ち寄ることになりました。んで、アートを堪能したあとミュージアムショップでみんなお土産ショッピングタイムになったのですが、いかんせん色々な面で心配を抱えていた私...(ざっくり言葉を選ばずにいうとお金がなかったんす〜っ!)は、目の前に並ぶ少しお高めのアート商品を見ながら、ぶらぶらと時間が過ぎるのを待っていました。


やはりそういう時は目線は下を向いているわけで。華やかに陳列されているキラキラの商品たちの下に、なぜか惹かれるダンボール箱がありました。その箱の上に目線を移すと、銅色の風鈴がそーっと静かな佇まいで下がっていました。(へ〜っ、風鈴てガラス製だけじゃないんだ?)と思いながら小さく揺らしてみたところ.....


「ちり〜ん...」


(えっ?今のなに?)


「ちり〜ん...」


聞いたことのない優しい優しい音が、私の耳を通って身体中に響き渡り余韻が染み込んできました。それが能作の風鈴との出会い。その時は「能作」というブランドすら知らなかったけれど、お金の心配など東京タワーを超え富士山の向こう側までふっとんで(笑)両手でそのダンボールの箱に入った風鈴を持ち、レジへ。それは能作の「オニオン」というバージョンの不思議なフォルムをした風鈴でした。


こうして能作の風鈴は「私の大切な風鈴」になったのでした。



つづく



PS. vous-log(ブログ)と言いながら、苦しかった時代のことを書くのに勇気が要り、ぽちっと投稿できず、前回投稿からこんなにも時間が経ってしまいました...。お読みいただいている貴重なみなさま、ありがとうございます(# ̄ー ̄#)










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