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2023.06.16




毎日朝が来て、日が沈み、夜になる、これが繰り返されているわけですが、窓辺に小さな「父」を飾るようになってから気が付いたことがあります。それは専門家じゃなくても誰もが知っているあたりまえの話かもしれませんが(笑)季節によって太陽の傾き方は違うんですね! つまり、夏の朝7時頃に窓に差し込んでくる太陽の光と、秋の朝7時頃に差し込んでくる太陽の光の角度って違うんですね...←呆れず最後まで読んでいただきたい...



ずっと同じ場所に飾っている小さな「父」は、夏の朝7時頃にはあまり輝きをみせることなく、たまにキラッとするだけですが、秋頃の朝は虹を放って、それが部屋の奥にまで映り込むほど大きな虹となって現れます。それが冬の頃になると少し遅い時間に虹が現れたりします。※あくまでうちの窓では...の話です(照&照)



忙しくて季節のうつろいを全く感じることなくあくせくと過ごしている日々の中で、小さな「父」の持っているクリスタルを通して、「あれっ、同じ時間なのに輝きが全然違う...」とふと立ち止まることがよくありました。長い年月の中では一瞬も「父」をみることなく過ぎる日もあれば、なんとなくじっと対話したい気分の日もあり...。



ちなみにもしこのブログを父が読んだら、「お前、勉強できなかったからな〜」と一笑されているはず。中学校の理科の時間とかに「太陽の軌道」についてお勉強するらしいです...(汗&汗)


話はまだまだ続きます...



#光風鈴 #こうふうりん #vous #クリスタル #サンキャッチャー #能作 #ゾンネット #ものづくり #art #story #rainbow #ご褒美ギフト






2023.06.07


かれこれ10年以上も前。大好きな父が病で急逝してすぐのこと。

生前よく着ていたこのブルーのチェックのシャツを着て私の夢にでてきました。澄んだ青空の下広い公園のような場所にある真四角の白い池の縁に、穏やかな表情でまっすぐこちらに向かって座っている父。なんでそんな夢をみたのかは今もって不明ですが(笑)その夢があまりに印象的だったので、その日のうちに100均に行き、紙粘土を買い無我夢中になってこの人形を作りました。サイズにして12センチくらいの小さな「父」。



それ以前から、長く続けている広告の仕事に疲れた時に、逃げるような心境でぼちぼちとサンキャッチャーを作っていたので、その材料を使ってこんなふうに仕上がりました。



サンキャッチャーは日本ではクリスタルが虹を放つ「スピリチユアル」なアイテムとして人気がありますが、私としてはクリスタルの輝きや虹をみて「ああ、綺麗だな」と感じる瞬間に、その人の心の中に小さな一呼吸(ひとこきゅう)が訪れる、それがサンキャッチャーの醍醐味だと考えています。


この人形、窓辺に飾っているとふとした瞬間に小さな輝きとともに静かにを虹を放ちます。それは家の中に誰もいなくて誰も見ていなくても、静かに静かに輝き、太陽の傾きが変わったら消えてしまう儚いものですが、偶然その瞬間を目にした時に私の心は一呼吸できるのです。


これが光風鈴/こうふうりん誕生のきっかけです。この話はまだまだ続きます...








 



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