2024年の幕開けとともに
心痛む震災が起きてしまい
寒い中でこれまでの暮らしが戻らない現実を
つきつけられている方々の心痛を考えると、
言葉がありません...。
「光風鈴」の原型ができたのは2011年の東日本大震災の少し前でした。
まるで自分のお守りのように飾っていた1個だけの「光風鈴」。
誰にでもあることだと思うのですが
時々落ち込んでどんよりした気持ちになる私にとって
太陽の光に反応してクリスタルが輝いたり
静かにそーっと虹が現れてたり
優しく風鈴がちりんと音が鳴ったり...
そのひとときだけ、曇った心に晴れ間ができるというか
「ああ、いいなあ」と立ち止まれるというか
暗いほうにうつむく私の頭をそっと上に向けてくれるというか...
そのうち社会では心痛むニュースが
これでもか、これでもかと次から次へと流れ続けました。
私の中では
もしかすると「光風鈴」が、私に与えてくれたような気づきで
暗い心の中にさす小さな輝き、つまり「希望」みたいな感じで
誰かに伝わらないかな、と考えるようになりました。
ブランド名を
vous/ヴ(フランス語で「あなた」という意味)にしたのも
そういう想いを込めています。
写真は 優しい虹