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あれはもう15年以上前のこと。

(この写真は当時のものではなく、その後能作を訪れた時に撮ったものです...)


その頃の私は何かと悩んでいました(またかよw)仕事、家族、自身の健康...。人間誰しもそういう時期があるはずだとわかっていても、なんとなく自分だけ抜け出せないという自信喪失状態で、でも表面をとりつくろって、とりあえず誰にもその暗さ重さを察知されないように笑顔で仕事を続けていました。んまま、基本仕事は大好きなので、それを続けていくのに必死だったわけで。


で、とあるお仕事で東京に行く機会があり、数名の同行者と行動を共にしていたのですが、そんなこんなで内心は非常に疲れてましてん。でも今考えると本当にありがたいことに、同行していた全員の意見が一致し、とある美術館に立ち寄ることになりました。んで、アートを堪能したあとミュージアムショップでみんなお土産ショッピングタイムになったのですが、いかんせん色々な面で心配を抱えていた私...(ざっくり言葉を選ばずにいうとお金がなかったんす〜っ!)は、目の前に並ぶ少しお高めのアート商品を見ながら、ぶらぶらと時間が過ぎるのを待っていました。


やはりそういう時は目線は下を向いているわけで。華やかに陳列されているキラキラの商品たちの下に、なぜか惹かれるダンボール箱がありました。その箱の上に目線を移すと、銅色の風鈴がそーっと静かな佇まいで下がっていました。(へ〜っ、風鈴てガラス製だけじゃないんだ?)と思いながら小さく揺らしてみたところ.....


「ちり〜ん...」


(えっ?今のなに?)


「ちり〜ん...」


聞いたことのない優しい優しい音が、私の耳を通って身体中に響き渡り余韻が染み込んできました。それが能作の風鈴との出会い。その時は「能作」というブランドすら知らなかったけれど、お金の心配など東京タワーを超え富士山の向こう側までふっとんで(笑)両手でそのダンボールの箱に入った風鈴を持ち、レジへ。それは能作の「オニオン」というバージョンの不思議なフォルムをした風鈴でした。


こうして能作の風鈴は「私の大切な風鈴」になったのでした。



つづく



PS. vous-log(ブログ)と言いながら、苦しかった時代のことを書くのに勇気が要り、ぽちっと投稿できず、前回投稿からこんなにも時間が経ってしまいました...。お読みいただいている貴重なみなさま、ありがとうございます(# ̄ー ̄#)








#光風鈴 #こうふうりん #vous #クリスタル #サンキャッチャー #能作 #ゾンネット #ものづくり #art #story #rainbow #ご褒美ギフト



2023.7.2



誰にでもあると思うのですが、小さなことでつまづいて、くよくよずるずる落ち込む時期があります。←今も時々(# ̄ー ̄#)んまっ生きてるってそういうもんですよね。


vous を運営しているゾンネットは広告や企画が主な仕事で、色々な企画を考え企業様に提案することが多いのですが、自信満々で提案した企画がボツになることが多々あり、そうすると自信がぐずぐずに崩れることがあります。(多々だぜ...泣)


そんな日の夜はワインを飲んで、「ボツにする側のセンスがないからだよっ!」と心の中でくだをまいてあっさり気分を変えるようにしているのですが、気合を入れて取り組んだ企画であればあるほど、実際はかなり凹んでしまいます。それが続くと「なんかおもしろいこと提案してください...!」というオファーをいただいても全くやる気が起きずいわゆる「落ち込み期」に突入してしまいます。表面上は「あ!了解です!がんばりますね〜!」と笑顔で言っててもパソコンの前でほぼ一文字も打てずに座っているだけで時間だけが経過し...


┗(´-д-)┛


そうこうしているうちに締め切りの日が近づいてきて、焦る焦る...!焦るから何もおもしろいことが浮かばない!期待されているような企画が描けない!


そんな落ち込み期の真っ最中に偶然「小さな父」がキラッと光ったり、おぼろげな虹を放つ瞬間に出会うと「あ〜。くよくよしてても仕方ない!またがんばろう!」と思える自分がいて、救われることしばしば。


そんな中、とあるお仕事で東京に出張する機会がありました。他社の担当者も同行する団体での出張で、そん時も実は心の中はどんよりと雨雲が広がっているような心境でした(その理由は長くなるのではしょりますが www)


でもその時に「光風鈴/こうふうりん」に繋がるひとつの出会いがあったのです...。


つづく...



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2023.06.16




毎日朝が来て、日が沈み、夜になる、これが繰り返されているわけですが、窓辺に小さな「父」を飾るようになってから気が付いたことがあります。それは専門家じゃなくても誰もが知っているあたりまえの話かもしれませんが(笑)季節によって太陽の傾き方は違うんですね! つまり、夏の朝7時頃に窓に差し込んでくる太陽の光と、秋の朝7時頃に差し込んでくる太陽の光の角度って違うんですね...←呆れず最後まで読んでいただきたい...



ずっと同じ場所に飾っている小さな「父」は、夏の朝7時頃にはあまり輝きをみせることなく、たまにキラッとするだけですが、秋頃の朝は虹を放って、それが部屋の奥にまで映り込むほど大きな虹となって現れます。それが冬の頃になると少し遅い時間に虹が現れたりします。※あくまでうちの窓では...の話です(照&照)



忙しくて季節のうつろいを全く感じることなくあくせくと過ごしている日々の中で、小さな「父」の持っているクリスタルを通して、「あれっ、同じ時間なのに輝きが全然違う...」とふと立ち止まることがよくありました。長い年月の中では一瞬も「父」をみることなく過ぎる日もあれば、なんとなくじっと対話したい気分の日もあり...。



ちなみにもしこのブログを父が読んだら、「お前、勉強できなかったからな〜」と一笑されているはず。中学校の理科の時間とかに「太陽の軌道」についてお勉強するらしいです...(汗&汗)


話はまだまだ続きます...



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